伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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寺院用中口獅子掛五具足の修理

中口(ちゅうぐち)具足は寺院用仏具で一般的な形式の具足です。
花立ての耳に獅子が掛かっているものを「獅子掛け」、
象をかたどった耳が付いているものを「象掛け」といいます。

修理前
IMG_2260.jpg
こちらは獅子が掛かっているので「獅子掛」の五具足です。
よくある事ですが、お預かり時は火立ての耳(獅子)が
2匹紛失して不足している状態でしたので同型の獅子を補充しました。

修理後
IMG_2469.jpg
研磨後、フッ素コーティング仕上げ。
再びきれいな状態になりました。

参考
IMG_2438.jpg
漆着色(鍋長色)の場合はこのような仕上がりとなります。


ニッケルメッキ仕上げの場合
図3
(花立て獅子なし)

電極メッキにて通常多くの場合は金メッキ仕上げにしますが、シルバー調に仕上げます。
このような仕上げはセレモニーホールの葬祭式場用などで主に用いられます。

金メッキの際にも、装飾用ではなくサビや腐食を防ぐ目的で、
下地被膜としてこのようにニッケルメッキを施します。








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| 具足 中口・獅子掛・象掛 | 08:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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