伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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持鈴の修理

持鈴(じれい)の修理のご紹介です。

・持鈴とは
持鈴は 白紐を付けて腰からぶら下げるように身につける梵音具です。
古来お遍路の道中で音色により熊や蛇などを遠ざけて危険を回避する
獣除けとして、また虫を遠ざけ誤って踏みつけて殺生をすることを防ぐ
ために使われていたといわれています。
元々は、頭部が五鈷杵の形をした五鈷鈴が使われていたようですが、
最近は持鈴が多く使われています。
各霊場においては、御詠歌を奉納する時、読経の際に節に合わせて
振り、お祈りします。その音は、お参りする者の煩悩を払い、清浄な
心にしてくれる役割があるともいわれます。


修理前
持鈴Before
ねじ切り部分が破断しています。
このようにご使用中の不慮の落下などにより真っ二つに折れてしまう事があります。


修理後
持鈴After
銀ロウ溶接後、再度ねじ切り加工をおこないました。

持鈴After2
このようにきちんとねじ止めできました。
これでいままでどおり大切にお使いいただけます。
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| 梵音具(りん・鉦鋙など) | 12:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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日蓮正宗用 具足の修理

日蓮正宗用仏具の修理をご紹介します。

修理前1
正宗仏具Before400
花立て、長角香炉、茶湯器 (鶴丸紋入り)

一旦塗装を剥がした後、研磨してから塗装仕上げをおこないます。

修理後1
日蓮正宗仏具After400
ラッカーボカシ塗装仕上げ


修理前<拡大>
鶴丸花立Before400
このように塗装の剥がれが目立ち、一部緑色に変色していましたが…

修理後<拡大>
鶴丸花立After400
新品同様に甦りました。

修理前2
正宗仏具Before
火立て、香炉、ローソク立て、火消し、マッチ消し、線香差、仏器

修理後2
正宗仏具After
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| 具足(その他) | 16:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑