伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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本山彫五具足の加工・修理(フッ素加工)

伝産工房修理日誌を書いている松本です。

本山彫五具足の加工・修理です。


修理前
P5110052_明(400pix)


修理後
本山彫五具足


燭台(火立て)鶴亀の意匠の意味については、
足の長い鶴も短い亀も等しく阿弥陀様に分け隔てなく尊重されるという意味から、
ともいわれますが確かな事かわかりません。

仏具として使われる前から、単独で床の間に飾られていた飾り物だったとも聞きます。


また、鶴亀は有名な金剛力士像や狛犬などにみられるように、
阿吽(あうん)の形で左右対になっています。

「あうんの呼吸」ともいいますが、口を開いて最初に発する音が阿、最後が吽であり
宇宙の始まりと終わりをあらわすとされました。
そこから転じて、赤ちゃんが産声をあげてから(阿)、年老いて息を引き取るまで(吽)の
人の一生をあらわすともいわれます。

また、右鶴亀は口を開く姿が、今現在説法(こんげんざいせっぽう)の相
=阿弥陀如来が法を説くお姿を表すといわれます。



before~after_鶴口P511
破損しやすい部分である鶴亀燭台くちばしの連軸部分も接合・修理しました。



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| 具足(四ツ鰭) | 08:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑