伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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輪灯瓔珞(ようらく)の修理

寺院用(二重笠丸竿)輪灯瓔珞(ようらく)の修理です。

youraku_400pix.jpg

真宗大谷派(お東)の本山輪灯の上に付く仏具です。

写真の2つが縦に合わさり二重笠になります。

まず、すす洗いして汚れを取り除いた後
瓔珞の真鍮線を全て切り、部品をバラバラにします。
部品は破損している場合は補修または新たに補充し再メッキ。
ビーズも不足分は補充します。
最後に新たな真鍮線で再度つなぎ合わせて完成です。



この瓔珞の修理は非常に手間がかかる大変な作業です。
まさに内職そのもの。
修理後の写真を撮り忘れたほどです(汗)。
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| 吊灯籠・瓔珞 | 17:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おりんの修理

伝産工房修理日誌を書いている松本です。


おりんの修理です。

おりんは破損は少ないですが、時々割れてしまっている物を見かけます。
気になる場合は、明るいところでかざして確かめてみると割れを発見できます。

おりんで一番多いお困り事は「変色」です。

修理前
P3050025_明(400pix)
材料の性質上、変色しやすいお仏具がこの「おりん」です。

他の仏具と違い、「鳴り物」ですので材料の配合が違うのです。
みなさんのご家庭のおりんも、きっとこのような色目に変化しているのではないでしょうか?
見慣れると最初からこの色だったと錯覚しておられる方もおられるかもしれません。

修理後
P3030081_明(400pix)
これが本来の輝きです。

ご家庭の手磨きでもある程度きれいになりますが、やはり餅は餅屋。
プロの研磨職人に磨いてもらいますので、おまかせ頂くとここまできれいにできますよ!
さらにフッ素コーティングをすれば、せっかくきれいになったこの状態をキープできるのでおすすめです。




伝産工房修理日誌をご覧頂きありがとうございます。


30年、1万件超の修理実績

金物仏具の事なら何でもお任せください



・金物仏具コーティング(セラミック加工・フッ素加工)
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・仏壇錺金具、寺院用仏具、建築金物、神輿金物の
 製作・加工・修理も各種承ります。

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| 梵音具(りん・鉦鋙など) | 18:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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仏具修理 本山彫三具足 磨き・コーティング

Before
P3030013_明(400pix)

After
P3190021_明(400pix)

お東用の仏具はトラブルや破損が多い部類となります。

ごらんのような緑青(青サビ)の除去や酸化による変色、水漏れ補修、
傾きの調整や破損部の修理、不足品の補充などトータルにメンテナンスします。

磨き仕上げでピカピカの鏡面光沢に戻せますが、
フッ素樹脂やセラミック塗料を焼き付け塗装すれば
再び甦った光沢をそのまま持続でき、お手入れ不要となります。

フッ素は被膜の硬度が2H、セラミックは5Hとなっており、
通常のご使用ではどちらも優れた強度がありますが
より強固で、耐摩耗性にも優れるセラミック加工をすれば
寺院用をはじめ高級な仏具や、
密教法具のような使用頻度が多い仏具に特に効果的です。

ただし、フッ素加工よりも割高な場合がございます。
どちらがいいか迷われる場合はお気軽にご相談下さい。


これらどの方法でも写真のような仕上がり具合となります。
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| 具足(四ツ鰭) | 18:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑