伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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仏具<妙鉢>の修理ご依頼

お預かり仏具修理の実例紹介です。


修理前

何でも400年程前から伝わる品との事。
厚みのあるしっかりとした生地です。

拡大
DSC06882.jpg
経年のご使用で割れる事の多い妙鉢ですが、
こちらは割れが進んで大きな穴が開いている状態となっていました。

作業中
IMG_0802.jpg
まずは、着色を一度剥離し、生地の状態に戻して穴の開いている部分を埋める作業です。
焼きなましながら溶接するのですが、火を当てた部分が波打っては叩き…
を繰り返し、半日ががりの作業となりました。


修理後
IMG_0837.jpg
<漆着色仕上げ>
最後に漆で再着色して仕上がりです。
溶接跡も目立つ事なく仕上がりました。


IMG_0835.jpg
半双分、再着色後の仕上がりです。
これにヘタとヒモを取り付ければ完成となります。

これからも末永く大切にお使い頂けると幸いです。
ありがとうございます。




仏具に関するトラブル・お困り事なら何でもご相談ください。
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会社概要・修理内容詳細・ご依頼方法など詳しくは以下のホームページにてご確認ください。
仏具修理ドットコム http://www.butsugu-syuri.com/
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| 梵音具(大徳寺・唐用りんなど) | 08:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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銅鑼(どら)の修理

銅鑼(どら)の修理のご紹介です。

銅鑼は法会に用いる楽器の一種となります。


修理前
銅鑼Before1
経年の汚れや変色があります。いったん着色を剥離してからきれいに仕上げていきます。


割れ部分拡大
銅鑼割れ
打ち鳴らして使うため、このように経年の使用で亀裂が入る事があります。
着色剥離後に、亀裂部分を溶接し、全体を打ち直して生地を引き締め直したうえ、音色を調整します。


修理後
銅鑼After1
<割れ部分溶接修理、漆着色仕上げ>
最後に漆で再着色して仕上がりとなります。



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| 梵音具(大徳寺・唐用りんなど) | 10:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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寺院用沙張りんについて

寺院用沙張りんの一例


沙張など鳴金材質のものはいい音が鳴るように、真鍮製仏具と成分配合が違い硬質に作られています。
その分他の仏具と比べて衝撃などが加わると割れが発生する事があります。

拡大
図1



上の写真のように割れてしまった場合は残念ながら元どおりには直りません。

くれぐれも取扱いにはご注意ください。








伝産工房修理日誌をご覧頂きありがとうございます。


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| 梵音具(大徳寺・唐用りんなど) | 17:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑