伝産工房 仏具修理日誌 

伝統産業「高岡銅器・仏具」の現場より、仏具の修理を中心に日々のさまざまな出来事を発信します。

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製造現場訪問

本日はお客様を高岡銅器仏具製造現場にご案内してきました。





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未仕上げの状態の輪灯の部品。


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ここから職人さんが一点一点模様部分をさらに細かく彫り出していきます。
手間のかかる作業です。






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ろくろでおりんの表面を削り出している作業です。



よい品物を作るには手間ひまのかかるものだとあらためて感じました。




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金メッキ仕上げ

杉本_web用

作業のようす

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金メッキ完成写真


金メッキ仕上げは磨きと比べ、見た目のきらびやかさを表現します。
大気中で変化せず耐食性に優れます。


本来は純金で何でも作られればいいのですが、希少金属で高価なため、
他金属の上に薄い被膜をかぶせることで黄金色を表現する方法として考えられた技術です。


奈良の大仏は現在では面影もありませんが、本来は金メッキを施してありました。
しかもアマルガムといって、金を水銀で溶かして塗布していました。
その際、金が消えてしまったように見えたことから「滅金」いい、
それが転じて「めっき」となったようです。
その後水銀を飛ばすために加熱したのですが、
水銀中毒により多くの人が犠牲になったといわれています。

このような製造方法のため、当時の奈良の大仏の色は鏡面光沢のある金メッキではなく、
つや消し状態の消し金メッキだったといわれています。


現在は電気メッキ技術により安全で
この写真のようなきれいな仕上がりができるようになりました。
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磨きの作業の様子

出口_web用 

高速回転しているバフ(羽布)に第二酸化鉄とワックスを配合した研磨剤を
塗りこみながら磨いていきます。

最初に粗く削り(粗研磨)、光沢を出す仕上げ研磨まで数回にわたり磨き込みます。

指先の感触で部品を押し当てる強さを微妙に加減しながら作業します。
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